Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)自然発症モデル.膵臓のランゲルハンス島のリンパ球浸潤によってベータ細胞が破壊されることで発症する.発症には本系統のマウスが発現するMHC型と,それらに関連する複数の遺伝子によって規定されている.雌の発症頻度が高い.nudeマウスと交配すると発症しないことからT細胞依存性の自己応答によるものと考えられている.(実験医学2020年12月号より)
胸腺退縮に伴うT細胞老化とその意義実験医学2020年12月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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